
【二十四節気の献立|立夏】我が家の豆ごはん
Share
二十四節気に合わせた献立を紹介をするコラムです。
昔働いていた会社の上司に「おはよう、今日もまめなか?」とよく聞かれていました。
「まめなか?」は広島の方言で「元気か?」とか「変わりないか?」という意味で、挨拶に続いて出てくることが多かったです。最近ではなかなか聞けないお国言葉です。
というわけで今日は「まめ」のご紹介です。
この季節になるとさまざまな豆類を見かけるようになります。グリンピースから始まり、スナップえんどう、絹さや、そら豆などなど…夏の枝豆まで豆のリレーは続きます。豆の季節が始まるとまずは豆ごはん、続いてスナップえんどうと卵のオムレツ、そら豆のグリル、豆板醤作りなどなど登板回数が増えます。今日はその中から豆ごはんをご紹介します。炊き込みと後のせの2回に分けて豆を入れるのがオリジナルです。
SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリ チエ
〈二十四節気レシピ〉立夏
我が家の豆ごはん
===材料===
さやつきのぶんどう豆・グリンピース…1パック(お好きな量を入れてください)
塩…小さじ1弱
酒…小さじ1(なくても大丈夫です)
水…お酒と合わせて大体400mlになるように(またはご自宅の炊飯器の水量に合わせて)
===作り方===
1. お米を研いで20分浸水する。その後20分ザルにあける。
2. 豆をさやから外してザルにあける。全部外したら軽く水洗いする
3. 塩・酒・水を合わせておく
4. お米と2の豆の1/3の量を釜に入れ、3を入れて炊飯器の目盛りに合わせ軽くかき混ぜて炊飯する。
5. 炊き上がったら残りの豆を入れて10分程度蒸らす。
6. 食べる前にしゃもじで軽く混ぜて盛り付ける
===Point===
- 炊くときに豆を一緒に入れると豆の香ばしさがお米にうつり「豆食べてる!」っていう気分になります。
- 色よく仕上げたい場合は豆の全量を炊き上がりに入れます。ご自身の良い加減を見つけてください。