【二十四節気の献立|立秋】とうもろこしごはん

【二十四節気の献立|立秋】とうもろこしごはん

二十四節気に合わせた献立を紹介をするコラム。

立秋といえどまだまだ暑いですね。とはいえ空が高く見えたり、虫の鳴き声が変化したりと少しずつですが秋に向かって動き出す季節でもあります。

先日広島駅のミナモアに開店時間から行ってきました。目的は広島県山県郡安芸太田町の朝どれとうもろこしを買うためです。以前農家さんから聞いた話ですが、とうもろこしは収穫の間に湯を沸かし、とれたてを茹でて食べるのが美味しい。それくらい鮮度が大事な野菜です。8月9日開催のセミ♡カーニバルでも安芸太田のとうもろこしを販売します。安芸太田町まで当日朝取りに行きますよ。私が一番楽しみにしています

というわけで、立秋の献立のテーマはとうもろこしです。とうもろこしのヒゲ根の数と実は同じなので、たくさん実がついているものを選びたいときはヒゲ根がたくさんついてしっかり茶色になっているものがオススメです。

今回はフレッシュなとうもろこしを使った「とうもろこしごはん」を作ります。実をそぎ落とした後の芯の部分を一緒に炊き込むととうもろこしの出汁が出て旨みがアップします。こちらでお伝えするのはシンプルなレシピですので、バターやしょう油などで自分好みの味にもアレンジできますよ。

主菜は我が家の定番、とうもろこしとスペアリブの塩煮です。豚肉に含まれるビタミンB1は疲労回復効果が期待され、とうもろこしには、ビタミンB1B2E、カリウム、食物繊維、亜鉛などの栄養素が豊富に含まれています。何より鮮やかな黄色は食卓に彩りを与えます。旬の野菜はその季節の体に必要な成分が入っています。積極的に食べましょうね。


SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリ チエ


〈二十四節気レシピ〉立秋
とうもろこしごはん

===材料(2合分)===

とうもろこし…1本
お米…2合
酒…大さじ1
水…(酒と合わせて)400ml(炊飯器の場合は目盛り通りに)
塩…小さじ1弱
お好みで コショウ、バター、しょう油など


===作り方===

  1.  お米を研ぎ20分浸水して、20分ざるにあけておく
  2. とうもろこしの皮を剥き、包丁で実を削ぎ落とす
  3. 水と酒、塩を合わせておく
  4. おかまにお米、とうもろこしの実、2で出たとうもろこしの芯を入れて炊く
  5. 炊き上がったらしゃもじでかき混ぜてよそう

===Point===

  • とうもろこしの粒は手でも取れます。お子様と一緒に取っても楽しいですよ。
  • 食べるときに芯は避けておきましょう
  • とうもろこしの栄養を摂るにはしっかり噛むことが大事です。意識して食べてみましょう。

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