
【二十四節気の献立 清明】さくらごはん
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二十四節気に合わせた献立を紹介をするコラムです。
清明になると春本番!といった気候になりますね。
清明は、「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略したもので、清々しくて明るく、鳥や花などが生き生きとした様子を表す言葉です。入学式などスタートを切る時季でもありますね。
桜の花摘み募集中!
SATOMACHIでは毎年清明の終わりから穀雨に入るころ、庄原市高野町の川上令子さん宅にお邪魔し、花摘みのお手伝いをしています。八分咲きを狙って摘み取るので短期間にたくさんの人の手が必要でSATOMACHIでは毎年花摘みのボランティアを募集しています。摘み取る時は360°ピンクに囲まれて多幸感に包まれ癒されますよ。桜の塩漬けの最初の工程をぜひご一緒しましょう。
川上さん直伝さくらごはん
今回のレシピは毎年花摘みの時に川上さんが作ってくださる「さくらごはん」です。ほんのり香る桜とたけのこで春を味覚で感じられます。川上さんからレシピを教えていただきました。
SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリ チエ
〈二十四節気レシピ〉
さくらごはん(5合分)
===材料===
お米…5合
はるに、あえる(桜花の塩漬け)…20g
みりん…大さじ1
よいこだし…2パック
水…1.2L程度(最終的にだし汁がみりんと合わせて1Lになるように)
たけのこ水煮…小半分
お好みで油揚げ…1/2枚(油抜きしたもの)
※お米2合で炊く場合は、桜の塩漬けは大さじ1程度から加減してください。
===作り方===
1. 水1Lによいこだし2パックを入れて火にかける。沸騰したら10分弱火にして火を止めて冷ます。
2. お米を研ぐ。研ぎ終わったらざるにあけておく
3. たけのこは1㎝角程度に切る。食べ応えよく大きく切っても良いでしょう。お好みで油揚げも1㎝角に切る。
4. 鍋、または炊飯器に2のお米、3と桜花の塩漬けを入れる。
5. みりんと合わせた1を5合の目盛りに合わせて入れる。(鍋炊きは合わせて1Lになる分量で)30分浸水させて水分を味見する。塩味が足りないようなら桜を少し足す。
6. 炊飯する。炊き上がったら10分程度蒸らして出来上がり。
今回は春のわかめのお吸い物、ホタルイカと菜花のからし酢みそ和えと合わせて春らしい献立にしました。