
【二十四節気の献立 春分】さくらシロップ
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二十四節気に合わせた献立を紹介をするコラムです。
春分は二十四節気の中でも有名な時候ですよね。
そういえば春分と秋分だけなぜ祝日なのでしょう。
調べてみると、宮中で先祖の霊を祭る行事(皇霊祭)が春分、秋分に執り行われており宮中行事として大切な日とされ、大正時代に祝日に指定されました。
春分・秋分の日は昼と夜の長さが一緒になる日を祝日としていて、この二つの祝日がいつになるかは国立天文台が発表しています。面白いですね。
さて、そんな春分の献立は「さくらシロップ」です。シロップを作れば、飲み物や、甘みと色付けに使えますよ。
SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリ チエ
〈二十四節気レシピ〉
さくらシロップ(作りやすい量)
===材料===
はるに、あえる(桜花の塩漬け)…大1袋(40g)
砂糖…65g
水…100ml
レモン汁…小さじ2
ローズヒップ・ハイビスカスティー…1パック
※ティーパックは色付けなのでなくても良いです。
===作り方===
1. 桜花の塩漬けはたっぷりのぬるま湯に30分以上つけて塩気を抜く。途中味見して好みの塩加減でざるにあけ、水分をとる。
2. 水、砂糖を火にかけ沸騰したら火を弱め、ティーパックを入れ10秒ほどで取り出す。
3. 火をとめたら桜花を入れて花が開いたらレモン汁を振り入れる。
4. 粗熱がとれたら清潔なガラス瓶に移しいれる。
1日置くと味がなじんできます。冷蔵庫に入れて1週間以内に使い切ってください。
ティーパックを入れる時間は、シロップの色を見ながら加減してください。イメージより少しだけ濃い目に作ると、割った時に綺麗な色になります。
〈アレンジ〉
グラスにシロップの桜花を1つ、シロップを大さじ1程度いれ、静かに炭酸を注ぎます。
桜が炭酸をまとって浮き上がってくるのが楽しいさくらドリンクです。