
【二十四節気の献立|小暑】おかひじきのカリカリじゃこのせ
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二十四節気に合わせた献立を紹介をするコラム。
あっという間に梅雨が明けてしまいました。ちょうど梅雨明けした日に鳥取県の大山で開催された登山とカレーのイベントに参加して来ました。登山口は標高700mほどで、朝晩はひんやり日中もカラッとしてとても気持ちの良いところでした。私は登山は遠慮して買い出しチームとして直売所へ行きました。直売所は大山の恵みがたくさん並んでいましたが、そこで大好きなおかひじきを見かけ嬉しくなって、仲間と作った買い出しリストに載っていないのに買ってしまいました。
おかひじきは私が横浜で援農ボランティアをしていた畑で、初めて農家さんから栽培を任され、1人で育てて販売までできた野菜です。トレーに種まきして芽が出た日の嬉しかったこと、一部生長せず枯れて悩んだり、その一方暑さに負けず畑の土が見えなくなるくらい育ってくれたこと、直売に初めて出荷した4袋が売れたこと、どれも忘れられない思い出です。
さて、今回はカレーのイベントで作ったおかひじきの料理です。カレー作りは仲間のマニアたちにお任せして、いつもの我が家の料理にしました。お土産に持って行ったちりめんと合わせた食感が楽しい一品です。直売所でおかひじきを見かけたらぜひ手に取って作ってみてくださいね。
おかひじきに熱した油をかける時、ジューッと美味しい音がします。おかひじきはシャクシャクと、ちりめんはカリカリと。食感を楽しんでくださいね。
SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリ チエ
〈二十四節気レシピ〉小暑
おかひじきのカリカリじゃこのせ
===材料(4人分)===
おかひじき…2袋(100g)
ちりめん…30g
塩…2つまみ
油(今回は米油)…大さじ3
===作り方===
1. おかひじきをサッと水で洗う。茎の太い部分は筋が残るので手で摘み取る。
2. 鍋にお湯を沸かし(1L程度)塩小さじ1(分量外)を加え1を20秒ほど茹で冷水にとりざるにあけ、キッチンペーパーなどでしっかり水気を切る。
3. 水気が切れたら皿に盛る。
4. フライパンまたは小鍋にサラダ油と塩を入れて混ぜ、ちりめんを入れてから弱火でゆっくり熱する。
5. 途中鍋を揺らし、ちりめんから出る気泡が小さくなって焼き目がついてきたら火からおろし、3の皿にかける。
===Point===
- おかひじきは長めにしておくと食べやすいです
- サッと茹でたらしっかり水気をとる。
- ちりめんは火が入りすぎるとパチっとはぜてしまうので、色が変わって箸で混ぜた時サラサラと乾いた音がしたら火からおろしましょう。