【二十四節気の献立|大暑】梅じゃこごはん

【二十四節気の献立|大暑】梅じゃこごはん

二十四節気に合わせた献立を紹介をするコラム。

夏休みが始まって慌ただしくなったご家庭も多いのではないでしょうか。SATOMACHIでは毎年夏休みにセミの生態観察のイベントを行なっています。夏にたくさん遊んで学んでかけがえのない経験をしてもらいたいなと願いを込めています。8月9日には比治山公園と広島市現代美術館で大人も子供も楽しめる「セミ♡カーニバル」を開催しますのでそちらもぜひお楽しみに!
さて、大暑の献立の主役は梅です。大暑の時期は6月に仕込んだ梅を干す土用干しの季節です。立秋前の18日間のことを「夏の土用」と言います。ちなみに土用は春、秋、冬にもありますが、有名なのはやはり夏ですね。この時期晴れた日の3日間に梅漬けを干して「梅干し」になります。最近は気温が高いので3日干さなくても完成するので好きな塩梅になる日数干して楽しみます。我が家の梅干しは紫蘇を加えない梅と塩だけで作る「白干し」です。

今回は昔お手伝いをしていた「たねまるしぇ」の冊子作りでレシピ監修をした「梅じゃこごはん」をご紹介します。

横浜市十日市場の佐藤農園のお母さまから教わったごはんは、梅の爽やかさとじゃこの旨みが合わさって夏にぴったりです。お弁当にもどうぞ。

また、主菜も梅を使った献立にしました。梅の酸味や塩味でご飯が進み、夏バテで食欲が落ちた時の助けになります。食べて夏を乗り切りましょう!


SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリ チエ

〈二十四節気レシピ〉大暑
梅じゃこごはん

===材料(2合分)===

梅…2粒
ちりめん…大さじ2
酒…大さじ1
水…(酒と合わせて)400ml(炊飯器の場合は目盛り通りに)
大葉・ごま…お好みで

===作り方=== 

1.       お米を研ぎ20分浸水して、20分ざるにあけておく。

2.       水と酒、塩を合わせておく。

3.       おかまにお米、ちりめんじゃこ、2を入れ、梅を乗せて炊く。

4.       炊き上がったらしゃもじでかき混ぜてよそう。お好みでごまや千切りした大葉を散らす

===Point===

  • 梅をのせるときに少し手で割いておくと風味が出ます。
  • ちりめんじゃこや梅の量はお好みで加減してください。

 

ブログに戻る