
【二十四節気の手しごと|穀雨】今年の春は、買わずに仕込む豆板醤。
春の台所に、少しだけ手をかけてみる。
普段使っている調味料が、自分で作れたら。
そんな気持ちから、これまでいろいろな“しこみ”を重ねてきました。
ゆず味噌、米味噌、お醤油。
そして最近では、SATOMACHIでブレンドした「さくらしお」も。
塩づくりは少し変化球ですが、何度か作るうちに、
分量や味わいを自分好みに調整できるようになり、
気づけば、我が家の味が少しずつ育ってきました。
手軽で便利なものがあふれる今だからこそ、
ほんの少し手をかけることで見えてくる味や時間があります。


今日は、旬のそら豆を使った調味料を仕込みます。
ここ数年、春になると必ず作っている「豆板醤」。
そら豆を使った、中国の発酵調味料です。
本来は唐辛子を一からペーストにして仕込むものですが、
今回は、市販の豆板醤を“タネ”にした、少し気軽なつくり方で。
初めて仕込んだ年はレシピ通りに作って大成功。
けれど翌年は、調子に乗って失敗し、カビで全滅……。
そこから試行錯誤を重ねて、
今の、少しだけやさしい作り方にたどり着きました。
糀を少し多めに使うことで、
発酵が安定しやすく、初めてでも失敗しにくいレシピに。
時間をかけて育てた調味料は、
ひとさじで料理の奥行きをぐっと広げてくれます。
春のそら豆の季節に。
少しだけ手をかける楽しさを、ぜひ台所で。
SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリチエ


〈二十四節気の手しごと|穀雨〉今年の春は、買わずに仕込む豆板醤。
===材料(作りやすい量)===
そら豆…2パック
塩…蒸したそら豆の5%
米糀…蒸したそら豆の半量
市販の豆板醤…蒸したそら豆と同量
===作り方===
- そら豆のさやから豆を取り出す
- 皮のまま10分程度蒸す
- 蒸しあがったら熱いうちに皮をむきそら豆を計量する
- そら豆をマッシャーで潰す
-
そら豆の半量の糀を別のボウルにほぐし入れ、そら豆の5%の塩を別のボウルに合わせる
- そら豆と5を混ぜ合わせ、保存容器に入れ常温のまま一晩置く
- 1日1回混ぜ合わせる。(常温で2日から5日程度)
- そら豆にツヤが出てきたら市販の豆板醤を合わせて混ぜ1週間程度常温で毎日1〜2回かき混ぜ、香りが立ってきたら出来上がり。
〈POINT〉
- そら豆にツヤが出たらすぐに豆板醤と混ぜ合わせる(カビが出ません)
- 市販の豆板醤よりマイルドになるので、お好みで粉の唐辛子を加えてください。















