【二十四節気の献立|大雪】里芋の揚げ焼き
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二十四節気“大雪”の献立は、里芋の季節にこそ味わいたい「里芋の揚げ焼き」です。
とろりと甘辛いタレが絡み、ご飯が止まらなくなる冬のごちそう。
深まる寒さに、ほっとあたたかさを添えてくれる一品です。
「スーパーで買える里芋だし、わざわざ作らなくてもよくない?」
そんな声が聞こえてきそうです。
でも、冬の里芋は“ただの野菜”ではありません。
里芋には、人の手と季節の営みがぎゅっと詰まっているからです。
“大雪”のころ、日ごとに寒さが増す庄原市高野町。
桜の塩漬けでお世話になっている川上さんの畑で、深い粘土質の土を掘り起こし、
里芋を収穫する作業は、ほんの少しの量でも力とコツが必要です。
掘った芋を用水路で洗い、天日に干し、あの見慣れた“荷姿”にするまでの手間。
毎年のこの手しごとに触れるたび、自然と「ありがたいなぁ」と口に出てしまいます。
だからこそ、里芋本来の滋味がきちんと届く料理にしたい。
そこで選んだのが、「里芋の揚げ焼き」。
素朴なのに不思議と懐かしい味。
食べると「あれ?この味、どこかで食べたことあるぞ」と心がゆるむはずです。
冬の台所で“季節を味わう時間”を逃してしまうのは、もったいない。
手間ひまの先に、誰かの顔や畑の風景が見えてくる。
忙しい毎日でも、ひと品だけ季節のごちそうを取り入れるだけで、
暮らしは驚くほど豊かになります。
「今日は里芋を揚げ焼きにしよう」
そのひと声が、あなたの冬をすこし温かくするはずです。
SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリチエ


〈二十四節気の献立〉大雪
里芋の揚げ焼き
===材料(作りやすい量)===
里芋…1袋
塩・コショウ…少々
片栗粉…大さじ2程度
油…大さじ2から3(鍋の大きさで加減してください)
白ごま…大さじ1
※たれ
醤油…小さじ2
酒…小さじ2
みりん…小さじ2
砂糖…小さじ1
こしょう…少々
にんにくのみじん切り…1かけ
===作り方===
- 里芋を洗う。泥付きの場合はタワシなどでしっかり泥を落とす
- 里芋を皮のまま表面が柔らかくなるまで蒸す。(15分程度)
- 蒸している間にたれの調味料を合わせてたれを作っておく
- 里芋の頭とお尻を少し切り落とし、皮だけに縦に1カ所切れ目を入れる。ふきんなどで里芋を包み、切れ目から両側に開いて皮をむく。
- 里芋を食べやすい大きさに切る
- ビニール袋に片栗粉、塩、こしょうを入れ、その中に3の里芋を入れ満遍なく粉をつける
- 鍋に油を入れて火にかけ、4の里芋を揚げ焼きにする。
- 焼き目が付いたら一旦取り出し、鍋の油を移す。
- 改めて里芋を鍋に戻し3のたれを入れ弱火にしてたれを里芋に絡める
ポイント
- 里芋は蒸すと皮がつるんと簡単にむけます。蒸したては熱いのですが、ふきんを使うと扱いやすくなります。お子様にお手伝いをお願いするときは少し冷ましてからでも良いでしょう。
- 蒸し器がない場合は電子レンジでも良いです。里芋の大きさで加熱時間が違うので様子を見ながらかけてください。














