季節を感じながら少しだけがんばる献立を紹介します。そのひと手間が美味しいに。

だんだんと寒くなってくると、楽しみにしていることがあります。ゆずもぎです。
毎年「そろそろかなぁ」と思っていると、友人から「ゆずもぎに来ない?」とお誘いの連絡が。まるで心を見透かされているようです。

友と一緒にゆずをもぎ、そのままゆず仕事も一緒に。熟した黄ゆずの収穫はまだ先ですが、寒露の頃は摘果した青ゆずを使って、ゆず胡椒を仕込みます。

材料は、青ゆず、青唐辛子、塩の3つだけ。
少し手間はかかりますが、仕込んでおけば、鍋や餃子、お肉料理など、これからの季節の食卓で大活躍。

青ゆずの爽やかな香りと、ピリッとした辛み。
冬を楽しむための、小さな季節の手しごとです。

SATOMACHIコーディネーター
野菜ソムリエプロ
タジリチエ

⚠️ 青唐辛子を扱うときの注意

  • 青唐辛子は刺激が強いので、必ずビニール手袋を使いましょう。
  • 作業中は顔や目を触らないようにしてください。
  • メガネやゴーグルがあればより安心です。
  • 作業後は手をよく洗いましょう。

🫛小さな豆知識

「胡椒」と書きますが、胡椒は使いません。九州の一部では、唐辛子のことを「胡椒」と呼ぶそうです。

〈二十四節気の献立|寒露〉我が家のゆず胡椒

===材料(つくりやすい量)===

青ゆず……手元にある量
青唐辛子……青ゆずの皮と同量
塩……青ゆずの皮+青唐辛子の重量の20%
ゆずの絞り汁……適量※

===道具===

ビニール手袋/ゴーグル・メガネ(あれば)
フードプロセッサー(または、すり鉢)/保存瓶

===作り方===

下準備

  • ゆずの表面をたわしなどを使って洗い、軽く拭いて乾かす。
  • 保存瓶を煮沸消毒しておく。


作り方

  1. ピーラーで青ゆずの皮を薄くむく。
  2. 青唐辛子を下処理、ヘタ、種、ワタを取り除く。
  3. 青ゆずの皮と青唐辛子の重量を量り、合計した量の20%の塩を計量する。
  4. 青ゆずの皮、青唐辛子、塩をフードプロセッサーにかける。
  5. 好みのなめらかさになるまで、ゆずの絞り汁を少しずつ加える。
  6. 消毒した保存瓶に詰める。

作ってすぐでも食べられますが、冷蔵庫で1週間ほど寝かせると、味がなじみます。

〈POINT〉

  • 黄ゆず+赤唐辛子でも作れます。手に入る時期、材料で楽しんでみましょう。
  • フードプロセッサーがなければ、すり鉢でも作れます。
  • 皮をむいたゆずは、果汁を絞って「ゆず酢」に。お醤油と昆布を加えてポン酢にしてもおいしいですよ。